米スタバのトイレ開放はスタバのブランド力低下につながる
アメリカのスターバックス店内で黒人男性客が逮捕された件について、
人種問題を始めとするあらゆる問題が議論されてきたが、
結論として米スターバックスは、
国内全店舗で人種差別をなくすための研修を一斉に実施することを決定し、
問題の発端である店舗内トイレの使用について新たな方針を打ち出した。
その新たなトイレ使用の方針というのは、
「商品を購入していない人でも店舗内のトイレを利用できるようにする」
というもの。
これまで米スターバックスは、
商品を購入していない人のトイレ使用を禁止しており、
このルールこそが今回の黒人逮捕問題を引き起こした原因である。
そのため、
「トイレを誰にでも開放する」という新しい方針がこの問題の根本的な解決に繋がることは間違いない。
sponsored link
トイレ開放は負の効果も大きい
ただ、
トイレを公共化すると、他の問題が浮き上がってくる。
店舗内の治安・衛生面の悪化だ。
この新たな方針により、
これまでスターバックスで一服したことがない人でも今後は気軽に店舗に入り、トイレを使用できるようになる。
つまり言い換えると、
スターバックスでコーヒーに数百円かける余裕のない民度の低い人が出入りするようになるということ。
すると自ずと店舗内の治安は悪くなる
また、
今後はホームレスが入店しても追い出せなくなるので、
店舗の衛生面にも不安が残る。
結果的に、スターバックスのブランド力の低下につながるだろう。
やはりトイレを開放するべきではない
このように店舗の治安・衛生面を考えると、
店舗のトイレを開放するべきではないように思える。
するとまた今回の黒人逮捕のような問題が起きかねないが、
そこはマナーの問題だろう。
そもそもスターバックスのあの高級感は、
客のマナーの良さによって保たれているのだから、
商品購入者とそうでない人に線引きをすることは間違ったことではない。
むしろスターバックスというブランドを保つためには必要なことである。
まとめ
トイレを開放するべきではないと主張はしたが、
残念ながら米スターバックスではトイレを開放することはすでに決定している。
日本のスターバックスでは同じようなことが起きないことを祈る。
ただ、日本人の場合はトイレが公共に開放されても使う勇気は出ないかもしれない。
少なくとも私はスタバでトイレだけ借りる勇気はない。
sponsored link