終電の必要性
「終電逃した!」
首都圏に住んでいれば一度は聞いたことがあるフレーズだ。
誰もこのセリフに疑問を抱くことはないだろう。
なぜなら私たちにとって、
電車が24時間走っていないことは当たり前だからである。
sponsored link
あるドイツ人が面白いことを言っていた
私は先日、日本に遊びに来ているドイツ人男性と会話をする機会があった。
どうもそのドイツ人は日本に不満があるようで、
何があったのかを聞いてみると、
昨日終電を逃して歩いてホテルに帰ったとのこと。
バカだなあ、なんて思うかもしれないが、
そのドイツ人の彼にはそもそも「終電」という概念がなかったそう。
というのも、
ドイツの電車は24時間走っているらしい。
確かに「終電」っていらないかも?
このドイツ人の話を聞いて、
私は初めて気付いた、
「終電」は必要不可欠ではない。
確かに深夜に電車を走らせたところで、
余計なコストがかかるだけかもしれないが、
必要としている人は少なからず存在している。
今後を考えると「終電」はなくしてもいいかもしれない
ドイツ以外のヨーロッパの電車事情は知らないが、
もし、ドイツ以外にも「終電」という概念すら持たない国が他にも存在するとしたら、
「終電」はなくしてもいいかもしれない。
言い換えると、
今後増えていく「終電」という概念を持たない外国人観光客がお金を落とすポイントとして、23区内の電車を24時間走らせるのはありだ。
もちろん昼間と同じ料金では利益が出ないので、
深夜料金を設定する必要はある。
ん〜タクシーでいっか
考えれば考えるほどタクシーでいい気がしてきてしまった。
昼間と同じ料金では利益が見込めない。
だからと言って深夜料金を電車に設定しても、
深夜料金を払うくらいの人ならそもそもタクシーに乗るだろう。
外国人観光客であればなおさらだ。
観光中は普段よりも財布が緩くなる。
タクシーが外国人に対応してさえいれば、
タクシーの料金設定でも観光客は気にせず乗車するだろう。
まとめ
最初は、
「終電」はいらない!
ぐらい強い主張の記事を書くつもりだったのだが、
考えれば考えるほど、「終電」は合理的だった。
となるとドイツの鉄道会社はなんなんだろう。
24時間運行しても利益が出るほど需要があるのだろうか。
それとも鉄道会社が利益を追求していないのだろうか。
ドイツに旅行でも行ったら続きの記事を書こうかな。
sponsored link