絶対にゴールデンウィークは不要である。
ゴールデンウィーク最終日。
例のように日本は帰宅ラッシュで混沌としている。
10キロ以上の渋滞が当たり前の高速道路。
10万人以上の一斉帰宅で溢れかえる空港。
誰もがわかっているはずなのに、
毎年変わることなくやってくる不思議な現象。
そして私は毎年思う、
私たちに自由はないのかと。
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日本中が一斉に旅行に行くのはおかしい
絶対におかしい。
全く同じ決まった期間に大勢の人の流れに乗ってに旅行に行くなんて、不自由すぎる。
目的地に着くのにも一苦労。
目的地で何をするのにも長蛇の列。
わざわざそんな時期に旅行するなんてバカバカしい。
でも、
それを知ってて旅行してしまう自分がいる。
ではなぜ旅行に行ってしまうのか
別にゴールデンウィークに旅行したいわけではない。
ゴールデンウィークにしか旅行できないだけである。
私たちは旅行”させられている”。
観光業界の仕業に違いない
私たちは”観光業界に”旅行させられている。
なぜなら観光業界にとっては決まった時期に人が旅行するとわかっている方が準備がしやすく、ビジネスの効率が良くなるからだ。
旅行会社だったらゴールデンウィーク専用のツアーをたくさん用意すれば間違いなく売れる。
ホテルだったらゴールデンウィークに客を集中させることで予算の調整がしやすくなる。
逆を言うと、
観光業界はゴールデンウィークやお盆休み、年末年始といったような国民の長期休暇にだけ力を入れれば十分な利益を得られるのである。
つまり、
ゴールデンウィークは観光業界に都合のいいように作られたビジネスモデルでしかない。
ここ数年でシルバーウィークという新たな長期休暇が誕生しつつあるのも同じだ。
長期休暇をいくつも作り、国民をそこで旅行せざるを得ないようにすることで効率よく金を稼いでいる。
ゴールデンウィークを無くせばみんな幸せ
これは間違いない。
ゴールデンウィークはいらない。
1. 気軽に有給を取れるようになる
日本のほとんどの企業では、
アニバーサリー休暇
フレッシュアップ休暇
などの長期で有給休暇を取れるシステムを採用している。
が、
実態はどうだろうか。
立場が上ではない人にとってはこういった休みを取るのは勇気がいる。
なぜなら既に祝日として長期の休みが存在してしまっているからだ。
どうせ休んで旅行に行くなら上司もみんな休んでいるゴールデンウィークに行く方が気が楽、そんな風に思ってしまう人が多いだろう。
だったらゴールデンウィークを無くして、
その今は取りにくい長期の有給を気軽に取れるようにした方がいい。
2. 無駄な渋滞・混雑を避けられる
ゴールデンウィークに人が集中せずに、
みんな気軽に長期の有給休暇を取れるようになれば、
もちろん渋滞・混雑のストレスも避けられる。
3. 観光業界に甘えがなくなる
ゴールデンウィークさえ無くなれば、
長期休暇にだけ力を入れている観光業界に甘えがなくなる。
年間を通してどの時期にどんなに多くの人が旅行をしてもスムーズに対応してくれる、
本来あるべき姿に戻ることができるだろう。
まとめ
ゴールデンウィークとは、
宗教や伝統の行事があるわけでもないのに、
名前しか知らないような祝日をかき集めて、
観光業界に都合がいいように作られたビジネスモデルである。
これに従わざる得ないなんておかしい。
私たちはもっと自由に旅行をしていいはずだ。
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